SUBARU IMPREZA WRC’99

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実車解説

2005年、病気療養中に34歳の若さで亡き人となったリチャード・バーンズが1999年コルスで使用したマシン。
この年、三菱から古巣スバルへ復帰したバーンズはこのラリーで7位フィニッシュ。

インプレッサは、レガシイの後継車としてデビュー。ギリギリまで勝利をあげられなかったレガシイに対して、グループAで華々しい活躍を見せたインプレッサは、95年にメイクス/ドライバーズのダブルタイトル、翌96年もメイクスチャンピオンを獲得すると、97年には4WD+ターボを市販車段階で持たない欧州メーカーのため新たに創設されたWRカー規定にいち早く対応。これまでの4ドアセダンのボディから2ドアクーペのボディへと大きく変貌を遂げた。

正常進化を続けるインプレッサWRカーは99年型で完全熟成とも言える進化を達成。もともと水平対抗エンジンを縦置きに配置することで重量バランスに優れていたインプレッサであるが、WRカー規定の恩恵をフルに受けて、エンジン搭載位置の後退による重量配分の改善、インタークーラーの配置変更などを通し、エンジンも強化。ライバルに対してのウィークポイントも次々と克服。

99年シーズン序盤の不調が嘘のように、後半戦では8戦中5勝という圧倒的な強さを見せるが、まだグループA規定で世界戦を闘っていた同じ日本メーカーの三菱の前に惜しくもタイトルを逃す。(バーンズはドライバーズランキング・2位でシーズンを終えた)。

また、この年これまで6年の長きにわたってスポンサー契約を行っていたBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)がF1チームのスポンサーへと鞍替えしたことも影響し、SWRTは資金難に陥ってしまう。STI/プロドライブのスタッフたちの希望は、クリスチャン・ロリオーの指揮の下、完全新設計で製作され、翌年デビューを飾る予定の「WRC2000」、そしてその更に先、「新型GDBインプレッサ」へと向かっていた…。

作品解説

タミヤの名作キット、「インプレッサWRC」より99年仕様です。思えばこのキットが出た当時は日本ではちょっとしたラリーブームで(といっても実際にWRCが何かを知っていた人はF1に比べれば非常に少ない数字だったでしょうが)模型はもとより、特に子供向け玩具(プルバックミニカーや、トイR/Cなど)のモティーフとしてもラリーカーがよく選ばれていた、そんな時代でした。

私自身、タミヤのキットがきっかけでラリーの世界に足を踏み入れるのですが、当然このキットも入手して組み立てました。それがこのサイトを作って一番はじめに公開した作品です。(2000年11月)。
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当時はとにかく色を塗ってデカールを貼るのがひたすら楽しくて、模型の出来栄え云々なんてものは全く気にしていませんでしたが、いつかやり直してみたいという思いがあり、今回ようやくそれが実現したのです。
「ランエボスタジオ」として始まった我がサイトも気が付けば間もなく9年目に突入しますが、この9年で多少はレベルアップできたでしょうか。内装は相変わらず筆塗りですが。

結構お気楽に作ったのに、完成すると非常にカッコいい。さすがタミヤ。
98年仕様のバリエーションキットで、厳密に見たら「ん?」という箇所もあるらしいのですが、そこはスルーする方向で…。(笑)

出品履歴

2008年11月 横浜ホビーフォーラム2008
2008年11月 第17回オートモデラーの集いin名古屋
2010年8月 第7回柏崎模型展

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